初日まで二週間を切りました。
稽古の前、後の自主稽古、打ち合わせ、相談などの姿も日々増えています。
稽古してもしても足りない。まだまだ舞台に上がるには不十分。ガンバラナクッチャ〜!です。
毎日稽古をしていて思うには、今回の登場人物たちは皆、一生懸命生きている。
作家がそう書いたからとか、70年代とか、若者だからとかいろいろ思いましたが、やっぱり根本は、人間は誰しも一生懸命生きているのだと。他人に分からなくたって、そうなんだと。そう思いました。
特に登場人物たちは、悩んでいたり、信じた道を突き進んでいたり、挫折してもう一度復活したり、流されていたり。。。
一生懸命もがいている。
今、信じていること、感じていることが正しいかどうかは誰もわからない。でも、どうしても、なにがあっても、そうするんだと思ってしまう自分がいる。ならば行動すべきだと。後悔しても良いと思える。後悔も身のある後悔になる。そんな風に生きている登場人物たち。
そしてそれには、いろんな人との出会い。めぐりあわせがあって。。。
いままで出逢ったことのない人たちと出逢い、主人公の「僕」は振り回されるのですが、他の人物たちも、現実の私たちも、そうやって影響され、刺激され、いろんな経験をする。
そんなこんながたくさん詰まった『僕の東京日記』です。
ご自身の青春時代や、人生の転機を思い出していただけるような作品にしたいです。
今日、新たな人とのめぐりあわせがあり、こんなことを思いました。
3月6日からです。
刺激となるような舞台に!是非、出逢いに来てください。
かせ野二紗子。