劇団東演 Actor’s Message Blog劇団東演 役者のバックステージ
【次回公演】『獅子の見た夢―戦禍に生きた演劇人たち』2024/4/12〜4/14 俳優座劇場[六本木]

| CALENDAR | RECOMMEND | ENTRY | COMMENT | TRACKBACK | CATEGORY | ARCHIVE | LINK | PROFILE | OTHERS |
三多摩演劇をみる会例『月光の夏』 00:28
0
    7月21日昭島市民会館にて、昼と夜の2ステージ『月光の夏』を公演いたしました。
    前回の練馬とは違う班で山田・小池・小高・能登そしてピアニストは根岸弥生さんでした。
    今回、公演後ロビーにて演劇観賞会の会員のみなさんと交流会がありました。公演直後でしたのでたくさんの感想、ご意見を伺うことができました。戦後65年経っているということもあり、会員の方は戦後生まれの人がほとんどでした。彼らの多くはこの『月光の夏』をもっともっと若い人に観てもらいたいという思いを持ったそうです。
    今年も8月13、14、15日に北沢タウンホールにて『月光の夏』を公演します。
    ―ことあるごとに戦争で何があったかということを伝えつづけなければならない、とわたしは思うのです―朗読劇の中の言葉

    女B/小池友理香
    | 「月光の夏」旅記 | - | - | posted by 劇団東演
    no title 23:55
    0
      『カース伯母さんの愛』の稽古が始まって早4日…

      ―どうも、ドーム・マガイアー役の清川佑介です!
      次世代を担う役者になれるよう頑張ります!!


      今回扮するドームという人物は‐電車の中によくいる‐ゲームに夢中で周りのことなんかお構い無しで、大音量で音楽を聞いて、人目を気にせずに下世話な会話を大声でしちゃうような高校生なのです。
      自分にも、こんな時があったなぁ、と思う今日この頃…


      現代の中高生って、何を考え、何を感じてるのか、わかりそうで…わからない…
      とゆうのは、なんか自分たちの頃より周りの環境が変わってきてる気がする。


      よくわからないけど、大人達からしたら一番何を考えてるのか理解し難いのではないでしょうか。

      そんな雰囲気が出せたらいいなぁと思っています。
      | 2010「カース伯母さんの愛」 | - | - | posted by 劇団東演
      そして…自転車族、続々。 18:48
      0
        稽古場に、見慣れない自転車が……



        今回の座組では、自転車族は、私と笹山さんだけです。
        ちなみに、南保さんや落合も自転車族です。最近ではカセノが仲間入りして(自転車譲りました〓)増えた…けど……



        演出『私、今日、自転車で来ましたよ』






        Σ( ̄□ ̄;)




        なんてパワフル!





        笹山さんに影響されたそうです。ホントに今回の座組は、パワフルです。


        負けない!



        テッサ役
        あずまさわこ 拝
        | 2010「カース伯母さんの愛」 | - | - | posted by 劇団東演
        『カース伯母さんの愛』稽古開始 09:49
        0
          100719_1058441.jpg
          9月公演の『カース伯母さんの愛』、稽古開始いたしました。

          初日ということもあり、演出をはじめとする内外のスタッフの方々、キャスト…3階の稽古場は、クーラーも効かない程の熱気に包まれました。



          今回の脚本は、ブライアン・フリール作…ですが、演出の松本永実子さんが翻訳をされたということもあり、細やかなお話しが続きます。
          舞台は現代のアイルランドですが、国柄や民衆が変わっても、抱えている問題や思いは変わらない。


          諸先輩方に囲まれ、

          『教えてもらえるなんて思うな、盗め』

          の檄をいただきつつ、次世代、がんばります。



          テッサ役
          あずまさわこ 拝
          | 2010「カース伯母さんの愛」 | - | - | posted by 劇団東演
          暑い熱い!…夏。 21:42
          0
            100715_1810~01.jpg
            戦後六十五年、私たち日本人にとって夏という季節は、忘れてはならない終戦の季節です。

            東演と「月光の夏」という作品が出会い、早十五年が経ちます。
            演出は当劇団の原氏から青年座の鈴木氏、そしてキンダースペースの原田一樹氏のもとで、今夏、新たなる出発をいたしました。

            14、15日の二日間、ねりま演劇を見る会主催で練馬文化センターにて、夏シーズン初日を迎えました!

            大ホールにもかかわらず客席は一杯で、皆さんから沢山の力をもらい、2ステージを終えることができました。

            しばらく自分の思うようにやり過ぎていた所を、原田さんに鋭く指摘していただき、今回は細かな心の揺れを表現したいと思いました。
            お客様にどのくらい伝わったのか…

            根岸弥生さんのピアノにも、更に磨きがかかり、きっと、海野さんもこんなふうに激しく優しいメロディを奏でたことでしょう。

            主催してくださった皆様に心から感謝を申し上げます。
            向日葵の花束も嬉しかったです!
            いつかきっとまた、出会いを祈りつつ…。


            〈吉岡公子その他を読んだ 岸並万里子〉
            | 「月光の夏」旅記 | - | - | posted by 劇団東演
            野口体操(7月12日) 00:00
            0
               
                 
              ■野口体操における「貞く」ということ

              野口先生はご自身の著書(原初生命体としての人間・岩波現代文庫)のなか
              で「自分自身の生身のからだの動きを手がかりに、今ここで直接、体験するか
              らだの中身の変化の実感によって、人間(=自分)とは何かを体験する営み
              を、体操と呼んでいる」と記されています。
              こればかりではありません。他にもさまざまな言葉で体操を定義付けされてい
              ます。

              その中で「実感する」という言葉をよく用いています。
              自分の頭の中だけでなく体の中の全感覚で確認する作業を、先生は
              「貞く(きく)」と表現された、と私なりに理解しています。
              そして、ときとしてそれは自己の人生観、生きるということの確認、自分と世
              界とのかかわり方の在りようにまで及びます。

              体操という行為を通して、「命」というものの不思議さ、たいせつさは
              もとより、人間の奢り、昂りにまで考えを至らしめる。


              30年この体操を続けてきて、ようやくその面白さ、奥行きの深さに気付き始
              めたところです。

               和泉れい子

              ■野口体操教室HP

              野口体操の会HP











              | 野口体操 | - | - | posted by 劇団東演
              野口体操(7月5日) 02:07
              0
                 ■野口体操

                体操グッズ


                1978年、劇団東演は武蔵境の手狭な稽古場から下北沢のここ「東演パラータ」へ活動拠点を移し、新たな船出をしました。当時私は研究生として入団したバリバリの新人、見るもの聞くもの全て新鮮で、緊張した中にもワクワクした毎日。日常のお茶くみや掃除はもちろん、仕込みやバラシ、荷積み荷降ろし、パラータ公演の折には寒風吹きすさぶ中看板持ち、新人必須のあらゆる裏方仕事を経験しました。


                 


                 そんな中、全劇団員参加のもと始めたのが「野口体操」です(東演と野口先生との関わりについては後日)。初回は代表の相沢治夫を筆頭に、大宮悌二、近石真介、笹山栄一氏などそうそうたるメンバーが参加していたのを覚えています。その後途絶えることなく続いている野口体操。指導をされているのは、自らも野口三千三先生のもとで学ばれていた富永由美子さんです。


                 


                毎月3回、私たちは富永さんによる「野口体操」を通し、俳優としての舞台での在り方を学んでいます。今日も野口先生が記された言葉の中から、次の文章を紹介されました。


                 


                ※生きているということは「息をしている」ことであり


                生きものは「息するもの」であり


                命は「息の内(いきのうち)」であり


                生き方は「息き方」なのである


                 


                ※すべての動きは呼吸如何により決定され、全ての呼吸(発声)はからだのあり方によって決定される。


                【野口三千三著・原初生命体としての人間~野口体操の理論~ 岩波現代文庫 】


                 


                新しく野口体操のカテゴリを設けました。

                野口体操を通し、何を感じ学びとるのか。拙いながらも私たちの野口体操における足跡を記していけたら、と思います。

                和泉れい子
                | 野口体操 | - | - | posted by 劇団東演
                旅もあります♪ 09:26
                0
                  『月光の夏』の稽古は着々と進んでおります。

                  6/28にも原田さんがお見えになり、稽古いたしました。
                  セリフから、動きから、演出が加えられて行き、完一郎さんの時とは、やはり少し違うものになりそうです♪本番どうなるのか、楽しみです*勿論、お客様の反応も楽しみです。
                  去年まで観ていた方はどうなのか、初めて観る方はどうなのか・・・可能性が広がっていく事が本当に嬉しいです!

                  さて、今年は4班編成で、近郊ですが、旅公演もございます!

                  A班:小高、南保、岸並、古田
                  B班:小高、能登、山田、小池
                  C班:小高、奥山、岸並、古田
                  D班:能登、奥山、山田、小池

                  7/14(水)18:30、15(木)13:00→A班
                  練馬文化センター(ねりま演劇を観る会)

                  7/21(水)14:00、18:30→B班
                  昭島市民会館(三多摩演劇をみる会)

                  8/7(土)18:00→C班
                  流山市文化会館(「語り継ぐ平和への思い」実行委員会)
                  8/15(日)13:30、17:00→A班
                  内幸町ホール(内幸町ホール)

                  *終戦記念日の15日は同じ東京で、2ヵ所で上演致します!


                  旅公演の模様もブログにてお伝えいたしますので、お楽しみに♪


                  かせ野二紗子
                  | 「月光の夏」旅記 | - | - | posted by 劇団東演
                  | 1/1 |