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【次回公演】『獅子の見た夢―戦禍に生きた演劇人たち』2024/4/12〜4/14 俳優座劇場[六本木]

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人吉は桜満開 00:20
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    本日は人吉市民劇場さんへお邪魔しました。

    北九州で講演会があることを聞いて人吉市民劇場事務局長のひがしさんがそれじゃうちも、と実現しました。
    しかし総会があるわけでもなく、日曜日の貴重な時間をただ僕の話を聴くためだけに30人弱の方々が集まって下さりました。
    恐縮です。本当にありがとうございます。

    講演内容はやはり感謝を伝えることを目的にしました。
    北九州で語ったことをメインに、そして昨日の経験が生きたのか、その他の色々な熱き思いを語ることができたような…
    質問も沢山いただきましたし、演劇について、市民劇場について、『どん底』について等をあの場で皆さんと話し合いができたことがとても貴重でした。
    その後の懇親会も文化芸術の必要性、市民劇場の存在、運動、等について本当に深く話し合えました。
    これは私にとって貴重な体験で、凄く良い経験をさせていただきましたし、とても勉強になりました。
    なんだか勉強しに行ったような2日間でした。

    また皆様にお会いできるよう精進していきますのでこれからもどうぞよろしくお願い致します。

    行って良かった…

    南保大樹
    | いろいろ | - | - | posted by 劇団東演
    北九州市民劇場総会へ 09:24
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      久しぶりの登場の南保大樹です。

      本日は北九州市民劇場さんの総会後の講演会にお招きいただいきました。
      北九州市民劇場へは昨年の『どん底』はじめ『月光の夏』『長江−乗合い船』など、色々とお世話になっています。

      私は総会から出席したのですが、北九州市民劇場の活動、運動は地道なことを積み重ね、またコミュニケーションをとても大事にしていることを改めて感じました。
      色々な話を聞きながら、以前尊敬する演出家から言われた「芝居は、カップラーメンにお湯を入れて3分待って出来上がりとはいかないんだ!ラーメンを食べたければ畑を耕し、種をまき、水を与え、小麦を育てるように、芝居は創るんだ!」との言葉を思い出しました。
      それは、市民劇場の皆さんもまったく同じように手作りで鑑賞運動を行っているのだと知りました。
      今回総会に参加して、北九州市民劇場の元気と勢いにふれ良い経験となりました。

      そして私の出番。
      聞くとこによると、私のような若手?を呼ぶのは初めてだそうで、今までは俳優だと小沢昭一さん佐々木愛さんなどビックネームな顔ぶれです。
      そんな状況の中(笑)始まりましたが、今回は市民劇場の皆様に感謝を伝えることを目的にしました。
      私の夢を叶えて下さる所、私を育てて下さる所、劇団を支えて下さる所等々を、私の過去から振り返りつつお伝え致しました。
      つたない話ではありましたが、皆さん温かい優しい心で聴いて下さり、これまた感謝、感謝。
      飾らず素直に本音を語れたと思っています。

      本当は沢山書くことがあるのですが、とりあえず今日はこの辺で。

      北九州市民劇場の皆様、本当ありがとうございました。
      これからもどうぞよろしくお願いします。

      個人的には今年9月の『欲望という名の電車』でお世話になります。

      南保大樹

      写真を撮り忘れた。
      緊張していたのだろう…
      | いろいろ | - | - | posted by 劇団東演
      毎年恒例! 13:59
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        開花宣言が22日に発表され、街中でも桜の花がちらほら♪

        劇団までの道のりにある北沢川緑道の桜も咲いてきています(写真)。

        今日は風が少し冷たいですが、日差しは暖かく、お花見している方々もいらっしゃいました☆

        来週には風も暖かくなると良いですね♪






        恒例!劇団東演 お花見☆

        日時→2010年4月3日(土)14:00〜

        場所→例年通り、北沢川緑道 代沢小学校前の広場 下北沢駅下車 南口より徒歩10分(現地集合)

        会費→ぱらーたの会(1000円)、一般(1500円)

        皆さまのお越しを心よりお待ちしております☆

        花を愛でながら、話に花を咲かせましょう♪
        | いろいろ | - | - | posted by 劇団東演
        劇団員に昇格! 17:23
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          4/1付けで

          飯田光
          東さわ子
          小川由樹枝
          かせ野二紗子

          の4人が準劇団員から劇団員に昇格致します!


          我ら4人の今後の活躍にご期待ください☆
          | いろいろ | - | - | posted by 劇団東演
          『ポロロカの夢』キャスト決定! 13:28
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             2010年第2弾  第134回公演 『ポロロカの夢』のキャストが決定いたしました!


            『ポロロカの夢』
            堀江安夫/作  亀井光子/演出
            6月4日(金)〜13日(日)  東演パラータ


            タマシロ・サカエ → 南保大樹
            ノグチ・ヨシヲ →  星野真広
            ミズカミ・アントニオ・ジョゼ → 清川佑介 

            豊田正悦 → 豊泉由樹緒
            豊田ひろみ → 山田珠真子
            豊田真紀 → 大川綾香
            川口満 → 笹山栄一
            谷垣武男 → 能登剛

            サルタ・トシカズ → 山中康司
            大江戸多恵子 → 古田美奈子


             1973年のある日。羽田空港のごった返す国際線到着ロビーがフラッシュに包まれる。その中心にいるのは風変わりな家族連れ。取り囲む記者団からは矢継ぎ早に質問が浴びせられる。「タマシロさん、帰国は何年ぶりですか」「ブラジルでの移民生活はどうですか」「まだ日本は戦争に勝ったと信じているんですか」・・・・・。
             それから16年、日本中がバブルに踊り狂い、心を見失った世の中で人質監禁事件が発生した。そのなかにタマシロ・サカエがいた・・・。
              


             2008年3月の『紅い荒野に洗濯機ーほんだらおたおた昭和庶民伝』以来の堀江安夫さんの新作!書き下ろしです!!!
             
             そして、今年2年目の清川佑介、大川綾香の初舞台です。

             お楽しみに!!!




            | 2010「ポロロカの夢」 | - | - | posted by 劇団東演
             パラータ・リメイク & 17:06
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              リメイク

              創立50周年を期に、昨年からすこしづつ改修している東演パラータですが、今回は
              舞台と客席のパンチを若手で張り替えました。
              総指揮の星野はじめ作業に関わったみなさん、お疲れさん


              台本作り

              「貧乏物語」を終え一月経ちました。
              さて次なる公演は6月4日初日「ポロロカの夢」。この日はその台本作りを手伝いました。

              手前から落合、大川、かせのの準劇団員3人。前回演出助手で皆を支えた大川綾香(中央)が出演。どんな役柄かは観てのお楽しみ・・・

              綾香にどんな衣裳が良いか、女子一同大いに盛り上がってしまいました。
               和泉れい子

              | いろいろ | - | - | posted by 劇団東演
              せっしゃ親方と申すは・・・ 15:28
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                ■面白情報or閑話or薀蓄■

                東演は目下シーズンオフ。若手はアルバイトに、家庭持ちは家庭サービスに勤しんでいます(のはずです)。

                もちろん舞台に立つ者としてなにがしかの日常レッスンは怠りません(のはずです)。

                私の研究生時代は、今は亡き相沢治夫や、吉沢久嘉、大宮悌二らから、中勘助「銀の匙」、井上靖や宮沢賢治の詩集による朗読のレッスンを受けました。

                物言いのテキストとしてポピュラーなもののひとつに「外郎売り」があります。

                naritaya
                江戸時代、二代目市川団十郎が咳と喉の病で台詞が言えず、舞台に立てなくなって困っていた折りに、外郎を用いたところ全快。そのお礼に小田原の外郎家を訪れて、この薬のことを舞台で上演したい、この薬が世にあることを伝えたいという団十郎の熱意ある申し出により上演することが了承された。以来、外郎売は成田屋の歌舞伎十八番の一つに数えられるになった
                歌舞伎の若緑勢曾我(わかみどりいきおいそが)では、曾我十郎が外郎を売り歩く商人姿で現れ、この薬の由来や効能を早口言葉のように述べ立てる
                (写真は成田屋HPより)

                中国の元朝に仕えていた陳延祐が日本に帰化し中国での官職名礼部員外郎(れいぶいんがいろう)の外郎をとって、官職名と間違えられないように読み方を変え「ういろう」と名乗った。
                以後今日まで外郎は直系しか名乗れない名字として続いている



                ういろうHP

                大正時代大正時代の店舗。さすが老舗。


                薬ご存知「透頂香(とうちんこう)」
                対面販売、つまりお店に行って買わなきゃ手に入らぬってこと

                外郎売り口上大会
                地元小田原には口上大会なるものがあります。地元のさまざまなイベントの折にメンバーがその口上を披露します。ちなみに今年は1000人群読大会を計画中とのこと。


                我が劇団でこれを得意?としているのは姶良勇一。稽古前のアップには必ずこれで口の体操をしています。

                 和泉れい子
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