<< June 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 初日を迎えて。 | main | 東京四日目終演。 >>

ベリャさんとともに

JUGEMテーマ:日記・一般

 

歌って・笑って・怒鳴られて・泣いた日々

 

出会いは25年前ベリャさん43歳の時。

?「ロミオとジュリエット」 ?「モリエール」

?「どん底」 ?「ハムレット」 ?「検察官」

ベリャさんと仕事が出来た事は、私の宝物です。

 

 

2009年「どん底」ナースチャーになった時の稽古は、忘れる事が出来ません。

あの雷が落ちた様な声で毎日毎日「ニエット」と怒鳴られ、私が降板するのを待っているのかと思う程不甲斐ない私に激しく迫って来ました。

 

稽古も終り通しに入る前ベリャさんに呼ばれ、いきなり髪型をグシャグシャに壊されました。それは激しい怒りだったのだと思います。どうして良いのかわからず楽屋に戻り鏡を見ると写っている姿は行き場も無くショッピングカートを引いて町をウロついている女のようでした。全身の力が抜けボ〜としたまま通しに突入。照明が入り幕開き出て行った時、何かがプツリと飛びました。

 

「私はこれだけの者だ。どうとでも成れ!」

 

終了後ベリャさんが

「この線で良い。これで行け。モスクワにもこんなナースチャーは居ない」と。

あきらめずに迫ってくれたベリャさん。感謝感謝です。

 

残してくれた心。

「真実もなければ情熱もない。お前なんかどこかへ行ってしまえ」

「演じないで下さい。感じて下さい。」

私の宝物。この胸の中にベリャさんは居ます。

 

ベリャさん、今何して居ますか?

 

 

 

 

 

腰越夏水

劇団東演 * 2017「検察官」 * 14:33 * - * -

スポンサーサイト

スポンサードリンク * - * 14:33 * - * -
このページの先頭へ