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【次回公演】『獅子の見た夢―戦禍に生きた演劇人たち』2024/4/12〜4/14 俳優座劇場[六本木]

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「花いちもんめ」終わりました 13:16
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     ☆【於:東演パラータ】 「花いちもんめ」千秋楽

    手塚敏夫さん
    私たちの大先輩であり、今回「花いちもんめ」の演出を担当してくださった手塚敏夫さんです。

    東演として活動を開始して日の浅い頃入団し、下村正夫先生から多くを学んだとのこと。演劇活動を通して社会と向き合った若き時代の話、今は亡き先輩諸氏の
    エピソードなど、折に触れ話してくれました。















    6月初旬、東演パラータでの稽古ができない日があり代々木にある「パオ」
    をお借りしました。

    ここはかつて手塚さんが主催していた「劇公房燐」の稽古場。現在はそこも解散し、ときおり稽古場として貸し出されています。









    唯一の出演者尾崎節子です。

    永い間あたためていた今回の企画をやりとげました。

    ほんとうにお疲れさまでした。









     
     
    星野
    出演者がひとりでも掛ける手間は同じ。この企画をみんなで後押し、 バラシも全員でとりかかりました。


    左はこの装置の制作&舞監の星野真広。
    彼なくしてこの舞台はありえなかったでしょう。





    お越しくださった皆々さまほんとうにありがとうございました。

    次回公演は東演夏の定番「月光の夏」。パラータでも公演を予定しています。

        和泉 れい子



    | 2011「花いちもんめ」 | - | - | posted by 劇団東演
    「花いちもんめ」初日 09:35
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       ■「花いちもんめ」初日

      いよいよ尾崎節子ひとり芝居
      「花いちもんめ」初日です

      制作の田中勝さんお手製の看板で
      お客様をお迎えします








      2 大勢の劇団員が受付の手伝い
       出演者が一人なのでほとんどオフキャスト
       賑やかな初日の受付です







      1素敵な花々から覗く
      劇団の華?ふたり

      ムフフ・・・





      「花いちもんめ」 6月19日(日)までパラータで公演中です

         和泉れい子
      | 2011「花いちもんめ」 | - | - | posted by 劇団東演
      「花いちもんめ」仕込み!! 18:25
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        尾崎節子一人芝居「花いちもんめ」初日まで、残すところあと一週間。

        今日は仕込みの日です。

        パンチ(舞台用のカーペットみたいなもの)を貼り、
        どこにどのパネルを置くか図面と照らし合わせて寸法をとり、
        チョークでラインをひく。


        そしてパネル置いたり、色んな加工をしたり…



        男の子は釘を打つのも、手際いいしやっぱり上手い。

        私のそれっぽく持っているなぐり(金づち)は、ほとんど控え選手です(笑)



        いやぁすごく迫力のある舞台装置になりそうです(^O^)/



        そして、お昼は我等がトッポ(腰越)さんお手製カレー♪♪

        みんなでワイワイと大家族みたいで楽しいです。

        夜は手作りのり巻き、らっきょをつまみに一杯。

        さぁもうひと頑張り!!


        小川由樹枝
        | 2011「花いちもんめ」 | - | - | posted by 劇団東演
        『花いちもんめ』! 19:11
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          201105271728000.jpg
          初日まで20日をきりました!
          稽古後の尾崎節子さんを激写!いたしました!
          衣裳をパリッと着て、稽古に励んでおります。
          稽古後に、疲れていても、この!素敵な笑顔です!!!


          『花いちもんめ』のチケットは、絶賛!発売中です!
          18日は売り切れておりますので、ご注意ください。
          パラータは客席数が少ないですので、ご予約はお早めに!

          お待ちしております!
          | 2011「花いちもんめ」 | - | - | posted by 劇団東演
          稽古場より 09:00
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            4月下旬、テーブル稽古から始まった「花いちもんめ」
            ひとり芝居の稽古場はとにかく静か。

             さて「花いちもんめ」の作者宮本研の戯曲「明治の柩」、1970年下村先生の演出により我が劇団で上演しています。今回演出の手塚敏夫さんは当時我が劇団に在籍していました。劇団発足当時は職場演劇が盛んで、下村先生は全逓の職場演劇サークルにかかわり、そのつながりで宮本研氏とも交流があったとのこと。
             
            『花いちもんめ』について
            1981年より始まった中国残留孤児訪日調査。
            この作品は満蒙開拓団の女性の話で、翌年1982年執筆されました。
            現在中学校の国語教科書にも取り上げられています。



            満蒙開拓団





            【花いちもんめ】
            戦後は終わったとする風潮に対して、いまだ終わっていない戦禍の跡を示しながら、1999年、中国残留孤児の肉親探しの集団訪日は終わりました。国策と国際関係のために入植し、その急変によって捨てられた人々がいました。勝敗にかかわらず戦争はいつも最も弱い部分を直撃します。その傷は弱いが故に深く、癒されることなく続きます。戦後補償や戦争責任、加害や被害という議論以前に、そのことはしっかり胸に刻んでほしいと思いました。

            ■宮本研(みやもと けん) 
            1926年-1988年。劇作家。熊本県に生まれる。
            父の勤務地北京で北京日本小学校6年に編入。北京日本中学校に入学。
            1944年中学校を卒業し帰国。大分経済専門学校に入学。軍需工場に学徒動員される。
            九州帝国大学経済学部に入学。大分県立第二高等学校教諭となり演劇部を創立。
            1951年上京。在日本大韓人厚生会に勤務。
            翌年より法務省保護局特別調査課に勤務。「麦の会」の助言者となり演出を担当する。
            1962年法務省を退職し本格的な劇作生活に入る。評論・ラジオ・テレビドラマを多く手がける。
            ぶどうの会への書き下ろし「明治の柩」初演。芸術祭奨励賞脚本賞を受賞。
            第8回岸田戯曲賞を受賞。「木口小平は犬死」「とべ! ここがサド島だ」「俳優についての逆説」 「聖グレゴリ−の殉教」「朱鷺の墓」「櫻ふぶき日本の心中」などを発表。
            1976年文芸座初演の「夢・桃中軒右衛門の」が中国大使館より抗議を受ける。
            1980年代より商業演劇も多く手がけるようになる。
            1982年「花いちもんめ」を地人会が初演。
            【学校図書HPより】

            舞台監督の星野を筆頭に、若手劇団員有志が仮舞台を組んでくれました。
            遍路道が少し見えてきました・・・

               和泉 れい子 (今回演出助手を担当)
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